2010/2/09
“現代史(中国語では当代史)について中国では当然、まだ評価が定まっていないものが多いため、中国共産党の公式見解以外の議論はオープンに行われない。ただ、現代史がタブーなのではなく、歴史研究家たちは真摯に研究を続けている。”
—
まず用語から。中国史・中国文学史での区切りでいう「現代」は1915年から1949年まで。
1950年〜現在は当代とよぶのが基本。
司馬遷以降の伝統的な中国の歴史家というのは、「当代」のことは公式のまとまった歴史書にしない。評価が定まってない生のまま、うっかり変なことを書いてしまうと、処世的にも色々とまずいので。
ある王朝の歴史書は、その次の王朝が編纂するもので、当代の歴史家の仕事は、前王朝の歴史書を編纂することと、当代王朝の歴史資料を後世に残すこと。
とは言え、その習慣のままだと中華民国期の歴史は台湾政府と中国政府の共同編集にならざるを得ないので、それをやると台湾を独立の政府だと認めてしまうことになる。
近代以降の中国史のまとまった何かは、自発的には当分出てきそうにない…。
そういう意味では、日中のことに限定していてもなお、今回参加した先生方はパイオニアだなぁと思う。
(via miki7500)
(via budda)This post was reblogged from tumbbuda.